Macが盗難されても大丈夫なサービス - Undercover


http://orbicule.com/undercover/
Intel Macの登場でMac人気も上昇してくれると嬉しい限りですが、
その影で、Mac盗難事件も上昇しちゃうと悲しい限り。
小型化の一途を辿るデスクトップPCやノートPCは、
ユーザはもちろん盗人にとっても嬉しいもの。盗み易いし。


そこで登場したのがUndercoverというアプリ(というかサービス)。

We are proud to unveil Undercover, the next-generation anti-theft software that traces the location of missing or stolen Macs for recovery.

このアプリをMacへインストールすると、定期的にMacの識別情報をUndercoverサーバへ送信して、Macが盗難されてないかを確認する。
MacUndercoverの盗難リストに載っていなければそれで一旦終了だが、
もし盗難リストに該当するMac情報が存在すれば、
それは、本当のMacオーナーからUndercoverMacが盗まれた旨が通知済み、ということ。


そうなった場合、次のUndercover監視時に、UndercoverはそのMacのネットワーク情報(IPアドレスとか)と現在のデスクトップ・スクリーンショットUndercoverサーバへ送信する。
そして送られてきたネットワーク情報を基にISPへ連絡して、
犯人のアイデンティティ(居場所とか)を特定、
さらに法的処置を利用して、盗まれたMacの奪還を行う。


もし法的処置による奪還に失敗したなら、Undercoverは次なるプラン「プランB」へ移行する。
このプランでは、UndercoverMacのハードウェア的故障(スクリーンの一部を使えなくする)やシステムエラーメッセージをシミュレートする。
この時点でMac窃盗犯のとるであろう行動は2つ。
 (1) 修理の為に再販業者へMacを送る
 (2) そのMacをネットで売る
すると、再販業者やMac購入者に対して、Undercoverは「このMacは盗品で、そのため使用不可になっており、出来るだけ早く返す必要があります」といったメッセージをスクリーンへ表示させる。
あわせてUndercoverへの連絡先と謝礼も表示。
さらにMacのスピーチ機能を利用して、最大音量で騒ぎ始めるそうな。
このプランBへの移行時期は、ユーザが独自に設定可能とのこと。


あとは表示されるメッセージを見た方からの連絡を経て、無事にあなたのもとへMacが返って来るのを待つばかり。
Undercoverは$29.99のシェアウェアになりますが、それで万が一への対応ができるなら安いものかもしれません。
一応、全世界に対応しているようなので、日本での窃盗事件でも効果を発揮してくれるでしょう。
もしMacの奪還に失敗した場合は(えー)Undercover代は返金され、
また30日の試用でお気に召さなかった場合も全額返金してくれるそうです。
とりあえず購入してみて、自作自演で効果の程を確かめてみるのも良いかもしれません。いや、良くはないです、すいません。