Mac OSXの音声認識機能で英語のスピーキングを練習する

Mac OSXの音声認識機能を使って英語のスピーキングのお勉強をしてみます。

はじめに

  • 準備するもの

スピーキングにはMac内蔵マイクを使用します。内蔵マイクが無ければ別途ライン入力対応のマイクを用意してください。

  • 音声認識機能をOn
    • システム環境設定→スピーチ→音声認識→コマンドタブのSpeakable Itemsを『入』
    • 必要なら音声認識の設定タブにある『補正』でマイク入力音量を調整

マイクの絵が描いてある円形の物体がデスクトップ上に現れたら準備OKです。

レッスン1:日時を聞いてみる

まずは基本として、日時を聞いてみます。
デフォルト設定なら『esc』キーを押しながら、以下の英文を話してみてください。

  • 時間をたずねる:『Whit Time Is It?』
  • 日付をたずねる:『What Day Is It?』

Macが時間や日付を答えてくれればGoodです。
簡単そうな英文に見えて、これがなかなか受け付けてもらえませんでした。。
ちなみに『掘った芋いじるな』は通じませんでした。

レッスン2:Macを操作してみる

お次は音声認識を利用して、Macの簡単な操作をやってみます。
ここではFinderの操作として、

  • 新しいフォルダを作る→作ったフォルダをゴミ箱へ捨てる→ゴミ箱を空にする

といった一連の操作を試してみました。
英文は以下の通りです。

  • 新しいフォルダを作る:『Make a new folder』
  • ゴミ箱へ捨てる:『Move this to the trash』
  • ゴミ箱を空にする:『Empty the trash』

実際やってみた感想として、さっきの日時をたずねる英文よりもスムーズにできた気がします。
3連コンボがバシッと決まったときは、かなり気分爽快です。


その他の操作コマンドは、Speech Commandsウィンドウを参照してください。
Speech Commandsウィンドウは、スピーチフィードバックウインドウ(円形のやつ)の下にある三角をクリックして呼び出す方法と、

  • 『Open Speech Commands window』

と話して呼び出す方法があります。
もちろん、練習のために後者の方法で呼び出してみましょう。

レッスン3:オリジナルのSpeakable Itemを作ってみる

ここではオリジナルの音声認識コマンドを作ってみます。
私の実現したい操作は

です。
まず、ブラウザではてなブックマークのページを開きます。
そして

  • 『Make this page speakable』 

と叫びます。
成功すると、『What I say:』ダイアログが表示されますので、自分の好きな英文を入力してください。
私は

  • 『Go to Social Bookmark』

としました。(Hatenaは認識するか怪しいのでやめました)
登録して約20秒後に、今作ったコマンドが有効になります。
それでは早速叫んでみましょう。


『Go to Social Bookmark!!』


成功すれば、見事はてなブックマークのページが表示されます。
これはちょっとした感動ものですね。


ここまで来れば、あとはお好きな英文を登録して練習することができます。
Let's enjoy english!!