PersonalなWebサービス

日々いろんなWebサービスが誕生している中で、特にCollaborativeな特徴を持つサービスはWeb2.0というBuzzwordとともに注目を集め易いものですが、それとは対極的なPersonalな特徴を有するサービスもたくさん出て来てますね。


Personalなサービスとして分かり易いのが検索サービス。
普通、検索サービスは誰が利用しても同じ検索ワードに対して同じ検索結果を返すものですが、その検索結果を個々人の趣味嗜好に合わせた情報として提供しようというのがPersonalな検索サービスの特徴でしょう。
例として、

filangyPersonalized Searchが挙げられます。
Spotbackももしかしたらそんな特徴を持ったサービスなのかもしれません。(ベータテスト中のため、詳細は不明です。)


また、様々なWebサービスを利用するようになると、自分に関する情報がWeb上のあちらこちらに散在するようになってきます。
これらのPersonalな情報を集約して、Web上での自分のアイデンティティを確保する、というサービスも今後注目を集めるでしょう。
先のエントリで紹介したclaimIDや、

peoplefeedsはまさにそのためのサービスです。
Google Baseを利用するのも一つの手ですが、これらの方がよりスマートに実現できそうかなと思います。
ぜひ、はてなさんにも「はてなアイデンティティ」とか「はてなパーソナル」なんていうサービスを始めてもらいたい、とか思ったり。


私見ですが、次世代のWebをマクロに俯瞰するとCollaborativeなサービスが見えてきて、ミクロに捉えると上述のようなPersonalなサービスが見えてくるのかなと思います。まあ当たり前ですが。
Web2.0という話はどちらかといえばCollaborativeなサービスに主眼を置いているようですが、今後はPersonalなサービスも同じくらいのウェイトで語られるようになるでしょう、きっと。