ちょっと???なアップルへのインタビュー記事

ビデオ版iPod―どう使う?何が見られる? 夕刊フジBLOG

iTMSの“日本版”には洋楽・邦楽・演歌など幅広い音楽がそろっている。だが、ミュージックビデオは洋楽ばかりだ。無料でダウンロードできる映画の予告編も字幕なしの米国版ばかり。テレビ番組は米ABC放送のものだけだ。
 そこで、アップルに日本での利用について問い合わせてみた。

ということで、夕刊フジBLOGがアップルへインタビューしたっぽい記事です。
インタビューと言っても質問は4つしかないのであまり参考になりませんが、その中の一つに気になる質問がありました。

――パソコン上のMPEG―4映像は見られる?
 「技術的には可能。別売りのクイックタイム・プロ7・0で形式変換が必要。誰でもできるというほど操作は簡単ではない」

『技術的には可能』までは分かります。確かにたとえMPEG-4形式でもiPodの仕様にマッチしていなければ再生できないので、何らかの技術的な作業が必要になりますから。
でも『別売りのクイックタイム・プロ7・0で形式変換が必要。誰でもできるというほど操作は簡単ではない』の下りがちょっとよく分からない。
確かにQuickTime Proで形式変換は可能です。ただし激遅らしいですけど。
ただ『誰でもできるというほど操作は簡単ではない』のは、QuickTime Proの話ではないですよね。
こちらのhttp://www.geocities.jp/h264ipod/を見れば、WindowsMacともにQuickTime Proに頼らなくてもiPod対応動画が『誰でも簡単に』作成できるのが現状なのですが。。
この記事が作成されたのが『(2005.10.25掲載)』という記述を信じれば10/25ということで、その頃には確かにあまり動画作成の情報は無かったかもしれませんが、せめて追記で情報載せるとかしてくれてもいいんじゃないでしょうか>夕刊フジの中の人
この記事だけ見ると、『そうか〜、iPod対応動画を作ろうと思ったらQuickTime Proを購入しなきゃなんだな〜』と、ある意味で誤解を招く事になると思われますが。(QuickTime Pro購入でも間違いではないですけどね)
アップルさんも『誰でもできるというほど操作は簡単ではない』の一言はちょっと余計だったかなと思いました。まあアップルにしてみれば『黙ってQuickTime Pro買えや〜』というのが本音でしょうけど。
私がiPod買った際には、HandBrakeとMovieToGoで対応させて頂きます。