「あとで読む」は面白い
はてブでは、しばしばエントリに「あとで読む」タグが付けられる。*1
この「あとで読む」タグに関しては肯定・反対双方の言い分があるだろうが
そもそも「あとで読む」の真意はタグ付けした本人以外は知る由が無いだろうし
その人が本当にあとで読んだかは問題視する事ではない。
問題は、この「あとで読む」がはてブにどんな影響を与えているか、だと思った。
影響というのは大袈裟だが、つまりは個人の備忘録的意味合いで付けられたタグが
Folksonomy(ソーシャルブックマーク)の観点からどういう働きをしているか
というのが気になった。
私自身は「あとで読む」タグは使用した事がなく*2、その点でも「あとで読む」タグに興味があった。
答えは至極簡単だった。
何の事は無い、このタグは「例えあとになっても読む価値のある情報」を教えてくれるだけだ。
教えてくれるだけだが、これが実に面白い。
実際にあとで読むの最新人気記事 1372701件 - はてなブックマークを見てみれば分かると思う。
この「あとで読む」が付けられた記事は大方が長文で、だからこそ「あとで読む」のだが
クリップされる記事はどれも確かに面白い。
普段、それなりにはてブやブログを追いかけているつもりだったが
私の知らない(読んだ事の無い)記事がかなりの数クリップされていた。
実にありがたいことだ。これは読みがいがある。
そんなわけで「あとで読む」に関して賛否を問われれば、私は「賛成」と答える。
とは言え、私自身はこのタグを今後も使わないだろう。
今現在「あとで読む」を活用中の方々は、これからも是非使い続けて頂きたい。
そして、あとでもいいから読んだ方が良いものを、これからも示唆し続けて欲しいと思う。
さぁ、今日は何をあとで読もうか。