iTunesのインタフェースって難しい

先日、実家の家族がiPod nanoを買った。
買ったはいいが、使い方が分からないらしい。
ここで言う「使い方」とは、
CDから音楽データをPCヘコピーし、それをiPod nanoへコピーして音楽を聴く
ための方法すべて。


困った事に、実家にはインターネットが無い。
正確には、電話線はあるが、ADSLのような常時接続タイプのサービスには加入していない。
幸い、iTunesiPod nanoに同梱されていたが、今後iTunesのアップデートはされないだろう。


それよりも、CDDBへのアクセスが出来ないことの方が面倒だった。
つまり、リッピングする前にアーティスト名やらアルバム名やらを手入力する必要があるということだ。
それで、CDの情報を入力する方法を家族に説明する必要が生じたわけだが、
CD情報画面を呼び出すには、CDを選択して右クリックで「プロパティ」を選択する
と言おうとしてちょっと困った。
「プロパティ」って何だ。なぜアーティスト名の入力が「プロパティ」なのだ。
自分には当たり前のことだが、PC初心者の家族にとっては少しも当たり前ではないようだ。


そりゃそうか、と思いつつ、これはこういうものだから、で誤摩化して
あとはリッピングするだけという段階で、やっぱり作業の止まる家族。
iTunes右上にあるボタンを押せばリッピングがスタートする、ということが直感的分からないようだ。
確かに「読み込み」と書いてあっても、iPodiTunesも触った事の無い人にはチンプンカンプンだろう。


最終的にはなんとかiPodへコピーも出来て、とりあえずの操作は分かってもらえたような。
iTunesに限った事じゃないけど、ユーザのレベルに依らず同じインタフェースを提供するよりは
初心者用インタフェースに変更できたり、ウィザード付けてくれたりしてもらえるとありがたいかも。