Web2.0を誰かに紹介する前に

昨年はブログが一気に市民権を得たようで
今年はWeb2.0というモノがそうなるのかなと思ったけど
誰かに紹介するときは、Web2.0の素敵さとあわせて「やっちゃいけない事」も紹介しなきゃいけない。


例えば某LivedoorのようにFlickrインスパイヤしたサービスが台頭した場合、
アーティスト写真とか著作物とかの写真をアップしまくれば、そのサービスは停止に追い込まれるかもしれない。
実際、ブログにしろSNSにしろ、自分のプロフで有名人の写真を使ってる人をよく見かける。
また、ブログで他人のブログ記事を全文引用すれば、著作権者に無断で文章転載したことになる。
そもそも、「全文引用」なんてありえないわけだけど。
そういえば、はてブのブクマ画面*1にブクマ先の引用文が表示されるけど、あれは「引用」なのかな。
法律方面には明るくないので分かんないけど。


恐らく、競うように各種サービスが登場するのが2006年かもしれないけど
やっちゃいけない事をきちんと教えてくれるサービスも必要じゃないかな。
人の善を燃料とするWeb2.0だからこそ、「悪意無き悪」への対処が大切なのかなと思った。

*1:ユーザ数をクリックしたときに表示される画面