Macのフリーソフトを使ってiPod用動画を作る方法
http://diveintomark.org/howto/ipod-dvd-ripping-guide/
先日の動画対応iPodの発表で、ユーザの視点も音楽から動画に移っていくことでしょう。
そうなると気になるのが、手持ちの資産をどうやって活かすか、という事です。
今までのiPodは音楽ファイルの再生のみ対応してました。
そのため、ユーザは音楽ファイルをiTMSと手持ちのCDという2つの方法で入手することができました。
中にはCDレンタルを利用する人もいるでしょう。
AppleとしてもiTunes自体にCDのリッピングとエンコーディング機能を付与していることから
そういった2つの音楽ファイル入手方法は想定内という事になると思います。
発表されたiPodで再生可能な動画フォーマットはH.264とMPEG-4ということですが、
現状、iTunesに動画エンコーディング機能は付与されていません。
Appleとして用意したのは新しいQuickTime 7 Proでのエンコーディング機能でした。
今までの音楽ファイル作成とは違って、手持ちのDVDといった資産から動画を作成するにはお金がかかってしまいます。
QuickTime 7 Proの購入が嫌なら、iTMSで300円払ってビデオを購入することになります。
せっかく手元にDVDがあるんだから、無料でそれらをiPod用動画に変換して楽しみたい
と思うのは、至極当然だと思います。あくまで自分で購入したDVDに関してですけど。
そのための方法として、上記エントリではフリーソフト2つでiPod用のH.264フォーマット動画をDVDから作成する方法を紹介しています。
ここで使用するフリーソフトは、
です。
MacTheRipperでDVDをリッピングして、HandbrakeでH.264フォーマットにエンコーディングするという流れのようです。
エンコーディング時の注意事項としては、
- File Formatを『MP4 file』にする
- Codecsを『AVC/H.264 Video / AAC Audio』にする
- Average bitrateは適切な値にする(大きすぎるとファイルサイズが大きくなるため)
- 品質を上げたければ『2-pass encoding』にチェックを入れる
- 音声のサンプルレートは『48000』にする
- 画面サイズは320x240
といって点でしょうか。
そして完成した動画をiTunesのライブラリに追加すれば、
動画の再生を確認する事ができます。
きっとiPodでも再生できるんじゃないかなーとは思いますが、
現物が無いので確認はできませんね。
あくまでもご自身で購入したDVDを使用して、個人が楽しむ範疇を超えない事が重要です。
