Macのフリーソフトを使ってiPod用動画を作る方法　パート2

iPod DVD

前回のエントリでは、フリーソフトを使用してDVDからiPod用動画を作る方法をご紹介しました。
そこで今回は、MPEGやAVIファイルからiPod用動画を作成する方法をご紹介します。


作成にはMPEG Exporter TNGを使用します。
このソフトはAppleScriptでffmpegのコマンドを叩くことで、
ffmpegの対応している様々な形式の動画を作成することができます。
もちろんMPEG-4やH.264/AVCにも対応しています。
さらに

iPod 5Gのための動画エンコードの設定は、QuickTimeよりも高速高画質を追求しています。

と説明にありますので、QuickTime Proよりも効率的に動画の作成ができそうです。
ちなみにffmpegは別途用意する必要がありますので、MPEG Expoter TNGの説明にあるようにffmpegX等のアプリから抜き出すのが手っ取り早いです。


使い方は、

  1. iPod用にエンコードしたいソース動画をAppleScript(MPEG Exporter TNG)にドラッグ＆ドロップします。
  2. 初回起動時はffmpegのインストール場所を聞いてきますのでそれを設定します。
  3. 『Choose Format...』を選択して、『MPEG Encoding Options』から『MPEG-4』を選択します。
  4. 『Video Options』で『.MP4 iPod』を選択します。
  5. 『Choose file type of MPEG-4』から『iPod .MP4 Video』または『iPod .MP4 Video (H.264)』を選択します。
  6. 『Video frame rate』で30fps、『Sound option』で48kHzを選択します。(iPod仕様を参考)
  7. 出力ファイルの拡張子とffmpegのパラメータはデフォルトで大丈夫みたいです。
  8. 最後に『Export』を選択すれば、動画のエンコードが始まります。

ffmpeg自体はWindowsでもLinuxでも動作するので、
コマンド引数さえ間違えなければプラットフォームに依らずにiPod用動画は結構簡単に作れるんじゃないかなと思いますが、私はマカーなので詳しい事は分かりません。
あとはiPodを手に入れて、実際の再生確認を行ってみたいです。